肉離れの症状・治療法ナビ



肉離れとは?

肉離れ(筋断裂)とは、急に強い収縮力が筋肉に働いた時に、自分の筋力に耐えきれずに筋肉や筋肉膜の一部が損傷または断裂する症状を指します。

軽度から重度のものまで状態は様々で、大腿屈筋・大腿直筋・大腿内転筋、背筋、太ももやふくらはぎ、背中などに多く発生します。
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肉離れの原因

肉離れの原因には様々なものがありますが、特に筋力不足、運動前の準備不足が挙げられます。

また、筋肉疲労が積み重なることでも肉離れが引き起こされることがあるので、運動後のストレッチ不足や睡眠不足、オーバートレーニングなども原因となります。

肉離れの主な原因

・足の筋力が十分でない(バランスよく体全体に筋肉をつけていない)
・スポーツをするのに準備不足だった
・疲労していた
・寝不足だった
・体調不良だった
・オーバートレーニング
・天候条件()寒さで筋肉が収縮している等


肉離れの原因

肉離れの症状

肉離れの症状は3段階に分けられます。

◆T度(軽度)

筋肉の組織が少し伸びた状態で、若干の痛みは出ていますが運動するに当たって支障はありません。歩行にも問題はありません。

◆U度(中度)

筋肉繊維がかなり断裂してしまっている状態です。
我慢すれば運動を続けることができます。
ただし、皮下出血が起こり歩行するのにも障害は起きています。

◆V度(重度)

完全に筋肉が断裂してしまった状態です。
圧痛が出ていて陥没も見られます。歩行は困難になり、運動を続けることは不可能です。

肉離れの症状

肉離れの応急処置(RICE)

重度の肉離れを起こした時には、まず応急処置を行いましょう。
この応急処置はRICE処置とも言い、ネーミングは単語のアルファベットからきています。

R → REST(安静)

肉離れを起こした部位は安静が必要です。
症状が出たにも関わらず、運動を続けると症状は更に悪化します。

I → ICE(アイシング)

患部を冷やすと血管が収縮し、痛みが和らぎます。

C → COMPRESSION(圧迫・固定)

患部を圧迫することで、膨張を抑制することができます。(圧迫包帯など)

E → ELEVATION(高挙)

肉離れした部位を心臓より高くすることで、腫れの状態を軽減させることができます。

肉離れの応急処置(RICE)

肉離れの治療法

肉離れの治療は基本的には「保存療法」です。

痛みが出ている急性期にはアイシングを行い、その後、弾性包帯やテーピングなどによって患部を固定、つまり「RICE処置」に沿って治療をしていきます。

RICE処置で患部の腫れと内出血を軽減されたら、温熱療法とマッサージを始めます。
これにより、血行を促進することができます。半身浴を行うことも効果的です。

肉離れの治療法

肉離れのリハビリ

肉離れを起こした後はリハビリが必要です。

しこりが無くなり、患部につっぱり感が出ている程度にまで回復すればリハビリをスタートさせるといいでしょう。もちろん、医師の許可は必要です。

肉離れのリハビリ

病院は何科を受診すれば良い?

肉離れの受診先は整形外科です。

肉離れは再発・慢性化しやすく、ひどくなれば手術もあり得る疾患ですが、意外に軽視されやすいのです。

必ず最後まで治療を行い、医師のアドバイスに従ってリハビリまでしっかりと行うようにしてください。

病院は何科を受診すれば良い?

テーピング(サポーター)

肉離れを一度発症すると再発しやすいですし、重症であれば運動をしばらく行うこともできなくなります。

ですから、テーピング(サポーター)をして肉離れを予防する人も多く見られます。

しかし、巻き方を間違えれば効果が出ないどころか症状がかえって悪化する場合もありますので、正しいテーピングの方法を習得するようにしてください。

テーピング(サポーター)

ふくらはぎの肉離れ

ふくらはぎに起こる肉離れでは、ひどい内出血を伴うことがあります。
また、肉離れの中でも最も再発しやすい部位でもあります。

ふくらはぎに起こる肉離れは、スポーツ時に起こる筋肉断裂だけが原因ではありません。

・寝ている時に足がつった
・立ち仕事
・下半身の冷え
・ミネラル不足
・打撲


これらが原因でもふくらはぎには肉離れがよく起こります。

ふくらはぎの肉離れ

太ももの肉離れ

オリンピックに出るような選手から運動不足気味の方まで、様々な方が肉離れを起こしますが、よく肉離れが起きる部位は「太もも」。

太ももに肉離れが起こった場合には、まず患部を冷やして痛みを軽減させることから始めます。(RICE処置)

太ももの肉離れ

背中(背筋)の肉離れ

肉離れの90%は下半身に起こりますが、背中、腰、腕などにも肉離れは起こります。

・ゴルフをしていていた
・真冬の筋肉が萎縮している時に重いものを持った
・朝起きて、布団から起き上がった時
・高い所のモノを取ろうとした


こういった時に背中の肉離れは起こり、背中の痛みが出ます。

また、腰や腕も同様で、例えば腕に肉離れが起こった場合には腕の痛みが出てきます。

背中(背筋)の肉離れ
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