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肉離れの90%は太ももやふくらはぎなど下半身に起こる
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ジャンプやダッシュなど、急激に筋肉を使った際に肉離れを起こします。
肉離れとは筋肉や筋肉膜の一部が裂けてしまう症状で、激痛の為に歩行困難にさえ起こすこともあります。
肉離れは全身に起こりますが、90%は太ももやふくらはぎなど下半身に集中します。
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オリンピックに出るような選手から運動不足気味の方まで、様々な方が肉離れを起こしますが、よく肉離れが起きる部位は「太もも」。
治療法として、ステロイド性消炎鎮痛剤を使用することもあります。
しかし、肉離れが起きたらまず行うのはRICE処置に沿った治療です。
患部をまず冷やして痛みを軽減させることから始めます。
◆RICE処置とは?
Rest(安静)
Ice(氷水で冷やす)
Compression(圧追)
Elevation(挙上)
これをRICE処置と言います。
肉離れなど、腫れや内出血を起こした時に応急処置として行います。
⇒ 肉離れの応急処置(RICE)
発症してから4時間〜6時間の間に適切な処置を行うか行わないかが、ケガの治癒のスピードに大きな影響を与えます。
ですから病院に行く前に必ずRICE処置をしておきましょう。 |
病院で治療を行い、症状がある程度改善したらリハビリをします。
ストレッチ、ウォーキング、ジョギング、アジリティなど、体調を見ながらリハビリを進めていってくださいね。
※リハビリを始める時期は医師の指示に従ってください。
太ももなど下半身を支える部位に常に不調を伴うようになってしまっては、スポーツどころではなくなってしまいますから。 |
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